明林繊維株式会社 / MEIRIN SENI CO., LTD.

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産業の持続可能こそ望ましい

産業の持続可能こそ望ましい

明林繊維は2022年7月からスタートした第44期より「持続可能な産地と企業」を3カ年の中期経営計画に設定しました。

北陸でこだわりのモノづくりを継続していくからには、自社だけでなく産地全体の持続可能性を高めなくてはいけないと考えています。

2020年から続く新型コロナウィルスは繊維業界にも深刻なダメージを与えており、その影響は2022年9月の時点でも改善の兆しが見えません。

明林繊維の大切なサプライチェーンである仕入れ業者や協力工場の悩みや課題は山積みです。

<課題の一部>

・電気、ガス、原油等のエネルギーコストの上昇

・人手不足によって生産性が上がらず、受注に対応できない

・コロナ融資の返済が始まり、設備のメンテナンスや入れ替えの資金が不足

・小ロット多品種化がさらに加速し、稼働が減り切り替え作業が増える

・当たり前のように要求される短納期に対応できない

今後はサプライチェーン全工程の声にさらに耳を傾け、協力工場に対して安定した仕事と適正な工賃で契約できるように商品力とサービス力を高めていきます。

それが私たち産元商社の使命だと信じ北陸産地全体の繁栄を目指します。